銀次郎ブログ

都内の大学1年生です。拙い文章になりますが、本や映画の感想をメインに書いていきたいと思います。

【映画の感想】#5 インデペンデンス・デイ

タイトルからし独立記念日に関する映画なんだろうと思いながら見てみた。映画の構成はとてもよく、最初バラバラにスタートした人物たちが映画が進むにつれて絡み合っていき同じ目標に突き進んでいくのはとてもうまくできていると感じた。また、伏線回収もとてもうまく、ヒラー大尉がNASAを志望していたことや、デイヴィッドがカンを分別してリサイクルしていたこと、ケイスが飛行機乗りであったことなど後の展開に上手くつながっていた。この三人それぞれが愛するもののために戦う姿には胸を打たれた。特に、ヒラー大尉の宇宙人をワンパンできる腕力には男としては誰しもが憧れるだろう。この宇宙人が本当にグロテスクなデザインで、頭が急に開いた所なんか心臓が止まるかと思った。大統領は時に少し判断が遅れることもあるが国民のことを第一に考え、人望厚く聴衆の心を掴む術に長けているようだった。それを裏付けるのが、演説のシーンで今日がアメリカの独立記念日で、さらに人類の独立記念日であると兵士たちを鼓舞し、それに加え自らが参加することによって兵士や有志の人々の士気を上げている。ここで映画のタイトルが使われてくるのに感心もしたし、国民のためにここまでできる大統領の責任感を見習いたい。コロナウイルスが蔓延る中、この映画のように全世界の人々が協力し合い立ち向かいたいものだ。あと感じたのは、こういうsf系の映画作品だと昨日みた猿の惑星でもそうだったように、自由の女神壊されがちということだ。